J.B‘LIFE

J.Bの日々連想的なブログです

なんでもない日々

近ごろ私はひまである

 

つい先月までは時間があるとマスクを縫い袋詰めをし納品していました

仕事とマスク製造とご飯つくり、何が何やらわからないまま880枚のマスクを縫いうりさばいたわけです

マスク製造というのは、型取り→下縫い→本縫い→マスクゴム切り→マスクゴム通し→ラッピング→シール貼り→値段貼り→納品書書き→使用説明書書き→領収書書き、という一連の作業を指します

 

製造当初は「マスクが作れる幸せ♡」「マスクにまつわる思い出想起☆」みたいな甘さがあったのですが、本格的に事業になるにつれそんな余裕はなくなりました

 

「納品まだ⁈」

「縫える人Jさん1人なの⁈」

 

とわけわからんお叱りを受けつつぺこぺこ謝りつつ、朝から晩まで作業部屋にこもりマスクを作り続けたわけです

2月から5月末までの4カ月間、最初は1日5枚くらいづつ、最後は30枚くらいづつ縫いました

2月から4月半ばまでは私一人で、4月半ばからはバイトも雇い作りました

「おにぎり🍙たべたくて1年働かせられるおおかみみたい…」

5月の頃、時間に追われながらマスクを縫う脳裏には小さな頃読んだ絵本『おにぎり ぱくりん  おいしいおにぎりをたべるには』がずーっとずーっと浮かんでいました

 

いつまでもいつまでも続く細かな作業

これで終わり?と思ってもまだまだ続く工程

仕事として販路が増え関わる人も増えると、仕入れの量も製造量も増え、売り上げも増えるけど材料費も人件費も増える…から、結局わたしの手元に残るお金は、増えた売り上げよりストレスの足しにもならないくらいに感じたりもして…

マスク製造の切り上げ時も観察していたので、まあまあの業績でまた小さく趣味程度に収まりつつありますが…

 

単細胞の私はホッとしつつ、はたと我にかえり

「ひま」

とむきあっているのです

 

こんなにひまなこと人生初

「こんなのはじめて…」

 

何しろ、定期的な仕事が週3日しかない

そのうち2日は自分の事務所で行う仕事の日

コレはほとんど趣味みたいなもので、仕事感覚ではなくひたすらインタレスティング

アルバイトは週1日6時間+月1日6時+月2日2時間+2ヶ月1回2時間+月2回2時間程度の講演講話

月2回の仕事はリモートになったので家でお電話してればよろしいとなり、だいたい家にいる

 

自粛しなきゃいけないからいいっちゃいいけど、ひま

世間が自粛生活終わっても、ひま

1回のアルバイト仕事時間も2時間くらいしかしないから、ひま

だけどこれでフルタイムくらいのお金になるし、お金の使い道ないし、お金もらうために働いてるわけでアカデミックに研究したいとか思ってないし、組織に属したいとか思ってないというか無理だからこういう風に働けるように選択し頑張ってきたわけで、しかしながらそれが出来るようになったなったら驚くほど、ひま

 

自分で望んだ形なのに

自分で作り上げた理想の生活なのに

どうしていいかわからない

わからないわけです

 

で、小金を集めたり、資格を収集したり、過集中したりしてないと生きてる実感がない私は、何が何やら、今までたくさん仕事を断ってたくせにヒマを埋めるために仕事を増やそうとしたりしながらも全然思うように進まず、キーーーーーー‼︎とヒステリーを起こしながら今を生きてます

 

生きてますけどね、今してるのはアルバイトも含めて嫌いじゃない・好きな仕事なわけです

これがね、慌てて何か仕事に飛びついてココロのスキマを埋めてもですね、また「おにぎり食べたいおおかみみたいに虚しい…」「私はこんなことをするために生まれてきたわけじゃナイ!」とかわめきだすのもありありと目に浮かぶわけです

 

じゃあどうするか?

筋トレでしょ!

するしかないでしょ!

今でしょ!

 

そんな毎日デス